大石蔵人之助の雲をつかむような話

株式会社サーバーワークス 代表取締役社長 大石良

小さな会社で働く意味

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こんにちは、大石です。

当社では近4年に渡り新卒採用を行っていますが、2014年新卒採用シーズンを目前に控え、先週第1回目のインターンシップを終えたところです。

インターンシップでは、

・社長直伝!?プレゼンテーションの練習
・営業現場への同行
・新聞取材の同席
AWSのハンズオン

など、本当に実際の現場で私たちがやっていることを体感してもらうことができたと思います。

 

最後の懇親会でいろいろな話をしたのですが、私から2つメッセージを伝えました。

1つ目は、

「ITに興味があるのであれば、ぜひ他の会社を見て欲しい」

ということです。

 

2日間の就業体験を経て、当社に来たインターン生は恐らく

「何かこの会社は動いているな」

といううねりを感じてくれたと思います。

ですが、「うねり」とは相対的なもので、うねりのまっただ中にある会社もあれば、うねりを避けて平穏を求める会社もある。

私は「平穏と安定を求める精神が、逆に破滅を招く近道」だと思ってうねりに飛び込んでいますが、それは相対的なもので、いろんな会社の傾きを微分してみないと本当のことは分からない。

社会人になってしまうと、就業体験という名の「積分」でしか会社を語れなくなってしまい傾きが見えなくなることもある。「たくさんの会社を、ある一定の時期にきりとって微分できる体験は、インターンでしか味わえないから、どんどんやるべきだ」

という話をしました。

 

 

そして、もう一つのメッセージ。

小さな会社の特長とは「できあがっているのではなく、自分で創ること」だ

というもの。

大きな会社は福利厚生や会社に備えられたレストランなどを自慢するが、それは「与えられたもの」であって、映画「マトリックス」の世界にあるカプセルに自分で飛び込むようなものだ。大きく、できあがった会社で「脳みそだけ動かせば、後は会社が食事から寝所まで全部面倒をみてやるぞ」という姿勢は、巨大な人間飼育工場の様な気色悪さを感じるのです。

そういう「与えられたもの」で満足だ、コード以外の事は一切考えたくない、という人は迷うこと無くそこに行けば良い。でも、もう少し人間的に「何か自分が貢献することで、少しずつ自分の、会社の環境が、そして社会が良くなっていく」というレベルアップを楽しみたい人は、小さな会社が向いていると思うのです。
(当社にドラクエ好きな人が多いのは、決して偶然では無いように思います)

 

そして、大きな会社で働くこと、小さな会社で働くことの意味を自分なりに整理して、小さな会社で働くことに人生の意味を見いだせると感じたら、ぜひ当社にチャレンジしてもらいたい。

そういうメッセージを伝えました。

 

 

今年ももうすぐ新卒採用のシーズンです。
会社の成長は、採用にかかっていると言っても過言ではありません。

2014年の採用も成功させるべく、私たちも本気で、全力で、一緒に未来を創るクルーを募集したいと思います!

11月中にこちらの採用ページも大幅リニューアルの予定です。ご興味をお持ちの方は、ぜひチェックしてみて下さい!