大石蔵人之助の雲をつかむような話

株式会社サーバーワークス 代表取締役社長 大石良

最終面接で貰い泣きしました

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こんにちは、大石です。

2回連続で泣いた話です。

先日、2010年新卒採用の最終面接があったのですが、最後に「2010年から一緒に働きましょう」と告げたとき、内定を出した方がドヮーーッと泣き出してしまい、思わずその場で貰い泣きしてしまいました。

その内定を出した女性は非常に気丈で、明るく「厳しい状況ですが、がんばっています」と口では言っていたのですが、やはりこのような採用状況では大きな不安があったことも確かだと思います。まさかその場で内定が出るとは思っておらず、思わず感情がこぼれ落ちてしまった様でした。

私が貰い泣きしてしまったのは、単に「決まってうれしい」という感情はもちろん、彼女が「サーバーワークスという会社で本当に働きたいんだ」という気持ちを強く持っていて、それが涙を通じて伝わってきたことによるのだと思います。こうまで思ってくれる人が居て、会社を立ち上げて本当に良かったと思える出来事でした。

当社では、これまでに内定を出している人たちは、全員にその場で内定を伝えています。 採用は「試験に受かった、落ちた」という話ではないので、後から書面で送られてくるというのは、なんとも味気なく感じてしまうのです。

意中の人に「結婚しましょう!」と伝えたのに、「結果は書面で」なんて言われたら、せっかくの気持ちも萎えてしまうのが普通の人の感覚だと思います。やはり、学生さんが熱く「御社で働きたいです!!」と訴えかけてくる以上、こちらとしても「わかった!一緒に働きましょう!」と応えてあげたいと思うのです。

まだまだ町ではリクルートスーツの学生さんを見かけることが多くあります。

大変だとは思いますが、苦労が多ければ希望の会社へ入社できることが決まったときの喜びも一層大きくなると思います。逆境を糧として、みなさんに頑張って頂きたいと切に願います。

※ご注意:今後、すべてその場で内定を伝えることを確約するものではありません。新卒採用希望でこのブログをご覧になられた方は、最終で「内定といわれなかった」から「即不採用」とは限りませんのでご了承ください。